ただいま開催中の栃木グリーンフェスタ2014にて、アトリエ朴の有福さんがセンター花壇を制作しました。場所は、栃木県の宇都宮の南西あたり、壬生町にある栃木わんぱく公園です。私も植栽作業のお手伝いに参加させていただきました。
さすがの有福さんの植栽で、植物が美しく溜息ものです。
どこの方向から見ても美しく胸が高まりました。そのなかでも個人的なナンバー1はブラックカンナとヨーロッパナラとの組み合わせ、今日はもうこれを見れただけでもよかったーって思う位でした。
写真の左側、金の水皿あたりです…(もっと寄って撮ればよかった)
公園内も草花が咲き乱れて圧倒です。
話によるとボランティアさんで管理されているとか。
公営の公園で!すごいよねー!と作業終わっても何週も見て回って、名残惜しく帰りました。
秋空に伸びるダンチクも
ユーパトリウム・グリーンフェザーも大きく育っていて、
さりげなく数種類のコスモスが混ざり咲いていたりして、
見所たくさんでした。
白いガウラがいっぱい咲いていました。
この白ガウラが全部ピンクだったら…と想像すると頭のなかでまた別の風景が広がって、次から次とアイディアが浮かんできました。
こうした色や形を普段目にできる場所があるという贅沢さ。別にこの植物がなんて名前とか種類とか知らなくてもよくて。
最近思うのは、植物を扱ってなにがしたいのかというと、植物が美しいとかきれいとか、目新しいもの、変わったものを造ったり見せたりするのではなくて、それぞれの時代を生きている人たちが、その人の歩んできた遠い記憶や思い出や、いまの心情などを植物や風景によってふっと呼び起こされて、懐かしくなったり気持ちが温かくなったりすること。
植物に仮託してそういった瞬間を個人邸でも公的な場所でもイベント先でも担えていければいいなと思ったりしています。