4.12.2016

駐在員ハウスの改修工事

工務店さんのご依頼でお手伝いさせてもらっている世田谷の外国人ハウス(みんながそう呼んでいます)の竣工写真を撮ってきました。

こちらの住宅は、外資系企業の日本法人に招聘された外国の方が家族で数年間住む賃貸住宅です。賃貸住宅といっても日本人の考える規模とはだいぶ違っていて、リビングだけでも十分住めてしまうような規模です。部屋数も多くて、メイドルームもあります。
水回りもファミリーバスルームとメインのバスルーム(マスターベッドルームに付属)と二つあります。

今回は水回りの提案を少しばかり。大きく変わった訳ではありませんが、設備の更新も終えて新しい住人を待ちます。













おまけは良く散歩に行く公園の紫木蓮の花です。

こちらではサクラはすっかり散ってしまいましたが、この時期は次々といろんな
花が咲いてひとときも散歩をしていて飽きることはないですね。



4.07.2016

新宿南口の新しいビルの屋上庭園

こちらは新宿駅南口の新しいバスターミナルに付随するミライナタワー内のニュウマン(NEWoMan)という商業施設の屋上庭園です。


こちらも段丘上に屋上庭園が展開していきます。




ただ、こちらはスキップフロアになっていること以外は地味な印象。

植栽は植えたばかりで時期柄ようやく葉が芽吹いてきた頃なのでこれから生長していく様子。もっと季節の花木などがあれば華やぎますよね。








建物の上に土を入れて、植物を植え、散水装置を設置し、その後の維持管理が伴う庭づくりは作った以上に維持管理が大変ではありますが、一日中室内で仕事している人たちがちょっと外に出て自然を感じ息抜きできる場所は建物が密集した都市では不可欠だと思います。



だからこそ、ちょっと外に出たくなる場所になるように居心地をよくしたいですね。
日陰をつくったり、PC・スマホから離れて目を休めたりできる景色、ひとりになれる場所。自分だったら、仕事の合間にアイス食べたり、ちょっと昼寝したいです。



上の方は芝生が広がっています。



芝生も寄せ合って植えられた樹木もこれからビル間風や直射日光、雨、乾燥にさらされながら新しい場所で生きていきます。こういう景色を見るとちょっと切なくなります。




バスターミナルが見えますが、こちらも屋根が緑化されています。






お決まりの壁面緑化もあります。








最上部には市民農園のような畑がありました。
月極で畑を借りて野菜などが作れるようです。

朝早く電車に乗って、畑仕事をしてから出勤なんてことも出来そうですね。




【今日のおまけ】
満開になった桜も昨日から散りかけて、今朝は雨。
散った花びらが川面に広がっていく姿にしばし見惚れました。





4.05.2016

豊島区役所の屋上庭園

最近できた建物の屋上庭園を2つ見てきたので、今日はそのことについて書きます。
まずひとつは、池袋の豊島区役所。

エントランスに入る前に外壁(厳密に言うと外壁の外に取り付けたルーバーなどのスキン)から緑化しています。

中に入ってエレベーターで10階(区役所部の屋上です。その上には住居部があります。)
に上がると迎えてくれるのが、池袋のシンボル「いけふくろう」たち。世界各国のふくろうが迎えてくれます。個人がコレクションを寄贈してくれたようです。その数は計り知れず。



その向こう側には内部の大きな吹抜けに垂れ下がったつる植物が見えます。

屋上庭園に出ると武蔵野台地を模した屋上庭園が複数の階(10階から4階まで)に渡って広がっています。
庭園の各層の高低差はおよそ武蔵野台地の高低差に合せているそうです。




台地、谷戸、崖線、川の地形構造を建物にも取り入れている。


最上部には上流の魚の水槽があり、モツゴやオイカワなどの魚が泳いでいます。
自分も、昔荒川で釣りをした時によく釣れた懐かしい魚。




最上部から小川が流れていて普通の屋上庭園では味わえないような趣です。
この流れている水は大きな樋のようなもので下の階に滝のように落下します。

なかなかの迫力です。




硬質な建物の構造と緑化の調和がなされているのは水の存在が大きいかも。
配管から流れる水の音がBGMのよう。



壁面緑化のフィカスプミラ(ヒメイタビかな?)にはどこからか飛んできたのか、または最初から植え付けてあったのかすみれの花が咲いていました。















水の流れが10階から4階まで続く。






全体的にチャレンジングな植栽をしていますが、一点だけ、外壁スキンに施されたプランター部分は枯れそうになっていました。足場もありますがメンテナンスもしにくそうで心配です。


つづいて、新宿南口の新しいバスターミナルに付随する商業施設の屋上庭園です。





【今日のおまけ】
同じく池袋の西武の屋上庭園も昨年リニューアルしました。フードコートも充実して楽しい場所になりました。こちらのすごいのはいつ行っても色とりどりの花が入れ替わっていて、そのボリュームときれいなまとまり方に感激します。


たとえば、黄色と白色でまとめられた鉢のコーナーには、黄色枝のサンゴミズキやレンギョウが入っていて豪華です(咲いている時期は一時ですから入れ替えが頻繁に行われているのでしょう)!
池袋は人も多く、駅を降りると方向がわからなくなる混沌とした街の印象があり、いつも目的地のみ一点集中して歩いては用事を済まして早々と退散していましたが、ようやく好きな場所(自ら立ち寄りたい場所)ができてうれしくあります。


4.04.2016

イベリスとアラビス

アブラナ科のイベリス属とアラビス属、
どちらも一年草も多年草もあって種類も豊富。
こうして上から花の写真を撮ると似ているところもありますね。

IBERIS semperviens  
イベリス センパービレンスは常緑の多年草扱いです  

ARABIS procurrens 'Old Gold'
アラビス プロクレンス'オールドゴールド' (常緑の多年、黄色の斑入)


宿根イベリスは面を覆ってくれるグランドカバーとして強く特に冬場には大活躍です。写真のはブライダルブーケという品種です。宿根イベリスも種類がありますが一体何が違うんだっけ(花の形、大きさ、花数だったか?聞いたけど忘れてしまった)。



一方で、花が立ち上がったアラビス、風に小刻みに揺れている姿は近種の野の花ナズナを彷彿させるような素朴さがあります。常緑多年草とありますが夏の暑さにはどうでしょうか。植えて育ててみないとわかりません。ともあれ、常緑のグランドカバーになりそうな植物は活用度が高いのでどうしても買うのをやめられない。(写真は半年経った様子)



名前の語源が地名から取られていて、イベリアとアラビア、地図でみると遠い場所。どこでどんなふうに自生しているのでしょうか。見てみたい景色です。植物の自生地のことを想像すると旅に出かけたくなる気持ちが膨らみ、検索しはじめ、こうして仕事が脱線していきます。

この春のお気に入りプランツです。