8.26.2014

SE構法の講習会

SE構法の設計者講習会に行ってきました。

SE構法は、金属の接合部材を用いて木造ながらにして、鉄骨造的なラーメン構造に近い耐震構造を造ることが出来る構法です。

実は数年前にも設計事務所勤務時代に一度講習を受けに行ったのですが、耐火建築物への応用が可能になったなど、新たな技術を学びに改めて講習を受けました。

建物の実例など目にすることができて勉強になりました。この講習を受けるとSE構法を設計することが出来ます。



SE構法



写真はSE構法の一般向けのパンフレットです。
デザイナーの原研哉さんがデザインし直したものでレントゲン風にデザインされた写真でSE構法の特徴を端的に示しています。

説明的でなく直感で商品の特徴をわからせてくれるさすがなアートディレクションです。

今現在関わっている新築計画などに応用が出来るかななどとイメージが膨らみ、刺激になった一日でした。





【今日のおまけ】
月1の打ち合わせで会いにいくプードルのミミちゃんは
ご主人様べったりの甘えんぼさん


話をしている間、しゅーんと健気に待っている姿がいとおしいです♡





8.23.2014

しだれアサガオ

残暑お見舞い申し上げます。

まだまだ厳しい暑さが続いていますが、夜には虫の音に耳を澄ますと夏の終わりや秋の気配を感じるようになりました。

真夏は植え込み作業をできるだけ避けていて、植物もできるだけ増やさないようにしていますが、それでもやっぱり手がでてしまうもの。

下に伸びていく枝垂れのアサガオは自分用。

アサガオは上に伸びていくものだけだと思っていた幼少時の自分に教えてあげたい。









日本製のきれいな色の線香花火。和紙の根元の最後まで花火が楽しめます。

夏の終わりを数えながら、玄関先で時折火をつける。
あと何本残っているのかな。

日中はまいってしまうような暑さではありますが、小さな夏の風情を楽しんでいます。

8.07.2014

ボタニアン

このたび、植物を扱う仲間たちとボタニアン(Botanian)というチームを結成しました。

ボタニアン
http://www.botanian.jp

ボタニアンは、緑の力でできること、可能性を考え、試みる研究チームです。

「植物の力や造園技術を視野を広げて使っていく」そんな目的で集まりました。
これから各々の組織の垣根を飛び越えて、得意分野を融合させてミッション達成に取り組んでまいります!


ボタニアンの第一弾の場所は、
こちらの森のなか




この日はたまらない暑さでしたが、地下要塞のなかはひんやりとして作業は捗りました。

今週末からこちらでイベントが開催されます。

詳しくはこちら↓


筑波海軍航空隊記念館   http://www.p-ibaraki.com/903

スタジオ・エトセトラ     http://studioetcetera.com/


ボタニアンとしては地下要塞の一室を担当しました。
コンセプトは、美しさからも戦争の不条理を感じてもらう、です。




【今日のおまけ】
装飾用のケサランパサランをイメージした小物をつくっている間、ずーーっとじゃまをしてくれたネコちゃん

コレ、動いて楽しいわ〜☆


思いがけずネコちゃんのいいおもちゃができました。よかったね。

8.02.2014

タカショー展示会  アウトドアリビングについて

今年もエクステリアメーカータカショーさんの展示会へ行ってきました。

今回の主目的は、現在私たちが関わっているテーマ、家と庭をつなぐ空間づくりの参考として、オーストラリアの建築家Architects EATのアルバート・モー(Albert Mo) 氏とランドスケープデザイナー:マシュー・カントウェル(Matther Cantwell)氏の講演会とパネルディスカッションを聞くことでした。

タカショーでは、オーストラリアや北米の住宅に近年用いられている空間概念「アウトドアリビングルーム」を5番目の部屋=5THROOMと名付けて積極的に外部空間を部屋として利用することを推奨しています。


講演会ではモー氏とカントウェル氏の魅力的な事例が豊富に紹介されました。

パネルディスカッションでは、私たちが聞きたかった「5THROOMの重要な構成要素は?」に対し、自然からのプロテクション(風、雨、日射など)を作ること、そして、室内と自然のつながりをつくること、だと回答されました。



そして、印象的だったのは二人が今回はじめて桂離宮を訪れて感じたことである「桂離宮をはじめとした日本建築において既にしてOutdoor Living Roomが実現している」とのことでした。おそらく日本建築の軒先空間や、土間空間、桂離宮の月見台などを示していると思います。




オーストラリアの事例に実施中のプロジェクトへの回答を求めていましたが、身近な日本建築に答えのヒントがあったとは、目からウロコでした。

これからも日本の古き良き建築に目を配っていこうと思います。

夏期休業のお知らせ

盛夏の候、皆々様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。


また、平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼申しあげます。


さて、誠に勝手ながら、弊社では8月10日(日)~ 8月17日(日)までを夏期休業とさせていただきます。


皆様にはご不便をおかけしますが、なにとぞご了承の程よろしくお願い申し上げます。


厳しい暑さがつづいております。みなさま、くれぐれもお体ご自愛ください。