8.03.2023

大人の夏休み


仕事が一段落して時間ができたので展覧会などに行ってきました。

NHKの日曜美術館で特集していた「ガウディとサグラダファミリア展」。
ガウディが植物や洞窟など自然界の形態から建築の構造・形へと応用したことは有名
(いわゆる懸垂曲線=カテナリーアーチなど)ですが、今回の展覧会ではそれがよく分かる模型が展示されていました。

※ちなみに今回この懸垂曲線を使った模型が「フニクラ」と呼ばれていることを
初めて知りました。フニクラといえば細野晴臣も歌った「フニクリ・フニクラ」を思い出しますね。






写真はサクラダ・ファミリアの身廊部分の部分模型です。
古典的ないわゆるアーチ構造とは一線を画して、
非常に線が細くて動物の骨格模型(特にサメなどの頭部とか)を想起させます。

2025年には完全に完成するので行ってみたいですね。





続いては、2002年に開催されたジョージ・ハリスン追悼コンサートを翌年映画化した「コンサートフォージョージ」です。
20年ぶりに特別上映されています。
自分は当時音楽CDを持っていたり、断片的に映像も見ていたのですが、
映画を見るのは初めてです。
クラプトンやマッカートニーなどジョージ・ハリスンと交流のあるミュージシャンたちが一同に介しています。
ミュージシャンたちの演奏が素晴らしいのですが、最後にとにかく温かい気持ちになる映画です。

最後にほっこり出来た大人の夏休みでした。








7.21.2023

進行中の現場など

最初は世田谷区のリフォーム現場です。

現場は狭小地で新築にしようとすると面積が減ってしまうのでリフォームで家族構成の変化に対応できるよう計画しました。

サッシはペアガラスに交換しています。そのために外壁も一部壊して補修跡が見えます。最終的にはすべて外壁は塗り替えます。
室内では間仕切り壁位置変更に伴って一部柱や梁を新設して構造補強をしています。





続いては
調布市の増築工事現場です。
母屋が手狭になったため敷地内に離れで増築します。

1階は住宅の倉庫、2階は居室になります。
兄弟の大工さんが急ピッチで仕上げてくれています。








今日のおまけ

これはなんですか〜?



厳しい暑さが続きます。涼しげなグラジオラスも暑そう。


7.10.2023

「世田谷の家」植栽

世田谷の家はやっと坪庭に木格子が施工されて外構工事が完了し、
最後に植栽工事を行いました。


玄関にはイロハモミジを植えました。
白色のジョリパット壁に水色の屋根と緑が映えます。




道路際にはアベリアを中心にアナベルとブルーベリーを添えています。
これですべて工事が終わって外観の竣工写真が撮れます。



4.28.2023

大倉山B花壇(1年経過)

 2022年3月スタートの大倉山B花壇(仮称)、傾斜のため土壌が崩れないように従来の土と根を崩さず、少しずつ植物を入れて様子を見ながらそだてています。

2022年3月初旬、寒い日に植え始めた日




1年後の2023年4月中旬の様子







歩道沿い前面は歩行者の目線で季節折々楽しめる植物を。
2022年5月の植えて2ヶ月目の頃、手前はシャーレーポピー。

一年草のこぼれ種と宿根草で自然に変化していく花壇を目指しています。
自然のなすがままにしていきたく、なるべく作為的な風景は避けたいのですが、雑草との兼ね合い(戦い)があり(特に夏ですね!)人の手入れが必要です。







2022年11月末の様子、
エキナセアが冬の間もずっと咲いていた。
ここは日当たりが良いのですね。


1年目は雑草(笹とカヤ)が圧倒的に優位でしたが、だいぶ様子が解ってきました。
前からの低木類が残っていて、知らぬところからこんにちは〜!がいくつかありました。
根がしっかりはっているのでこれらは残しています。

2年目はお山の上部の景観を整えていきます。

ただいま春は植物がせわしなく変わっていくので、毎週見に行けるどこでもドアが欲しい。

少しずつ街の一風景としてなじみ、愛される場所になれたら嬉しいです。



手を付ける前の2022年2月下旬
土の中がどうなっているのか不明でした。

4.03.2023

「世田谷の家」完了


世田谷の家が3月末で引き渡しを迎えました。


コロナ禍のウッドショックから始まり、
戦争による資材の高騰などありましたがなんとか竣工にこじつけました。

半年以上に渡って通い続けた現場も、お客さんの”新築住宅”となりました。



こちらはキッチンのカウンター収納です。足下に見える白い穴は猫用のドアです。

背後のトイレにつながっていて、猫ちゃんはいつでもトイレに行けます。





引き渡し前に写真家さんによる竣工写真を撮っていただきました。
竣工写真は後日webにアップいたします。




おまけ

桜のお花見をしたあと、ネモフィラの広場にて。
春が来ました。






3.06.2023

「世田谷の家」もう少し

世田谷の家はもう少しで完成します。

外壁のモルタル2回目の下地を塗っていました。

もういい具合に建物の形が見えてきましたね。

このままでも落ち着いた色で仕上がっているように見えますが

来週ジョリパットを塗る予定です。




室内は天井板も張られおおよそ形は出来上がりました。





こちらも来週以降に天然スタイル土壁を塗っていく予定です。




おまけ


毎週のように通った現場近く川沿いの公園です。

梅の花が満開ですね。竣工の頃には桜も見頃になります。楽しみです。







1.16.2023

「世田谷の家」進捗状況

春先の竣工に向けて急ピッチで進んでいます。

屋根も葺かれ(お施主様の選んだ良い色です)






玄関ポーチの大きな庇は鉄骨のブラケットにて補強されています。





フローリングも張られてだんだんインテリアの雰囲気が出てきました。



しっかり断熱材が入ってるのが確認できます。


大工さんの人数も増えていよいよ仕上げ工事が本格化してきました。

完成が待ち遠しいです。



【今日のおまけ】
この冬出会ったガーデンシクラメン「森の妖精」
キュートな可愛さです。




 




1.01.2023

2023年よろしくお願いいたします!

新年明けましておめでとうございます。

本年もお施主様に喜んでいただけるよう建築・お庭に精進してまいります。

今年は兎年の年男でございます。
写真の張り子うさぎのように波に乗れるようがんばります。


何卒ご愛願賜りますようよろしくお願い申し上げます。