先日行われたジャパンガーデンデザイナーズ協会主催の「パッシブデザインから考えるガーデンの役割〜みどりがつくる心地よいデザイン」のセミナー。
建築、設計、造園、住宅販売など職業的立ち位置は異なっても、人が感じる体感原理は同じ。それを数値化して説明できるのがパッシブデザイン。
どうして緑は心地よいのか、そよ風は心地よいのか、景観がよいと人は快適なのか、生活がレベルアップするのか、話す言葉は違えど共感はできる。つながりを超えて作り上げていく方法を体験しました。
グループワークは分譲敷地に建物とみどりを配置していく。
気候のつながり、景観のつながり、生活利用のつながりを意識して。
やってみると難しかったけれども、だからこそ検討の余地はまだ未知数ということに気づきました。
セミナーを受けて、もっとみどりの役割があるのではないかと素直に思いました。それを示すには、環境が先にあって、人が順応していくという順序で物事をとらえていく考え方でやっていくこと、これがパッシブの視点ですね。