8.31.2015

はじまりました

春から夏に打ち合わせを重ねて、そして夏から秋に変わったこの頃、お庭の改修がはじまりました。長年きれいに手入れされた芝生に手を加えるのは勇気がいります。


ラインを決めていきます。




カーブも図面上でみる大きさと実際に目で見る感覚は異なります。
全体のバランスを考えながら決めていきます。



庭工事は様々な職人さんが関わってお世話になります。


改修後にお客様の喜ぶ顔を思い描きながら慎重に進めていきます。


8.19.2015

夏だ!海だ!ビーチボーイズだ!



お盆休みも開けて、徐々に平常業務に戻りつつあります。

さて、お盆休み中に、ビーチボーイズのリーダー’ブライアン・ウィルソン’の苦悩を描いた
「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」を見てきました。



ビーチボーイズといえば 夏 海 女の子 車 などのイメージで語られがちですが、デビューから数年の狂騒の最中に、そのイメージから脱却すべく思い悩んでいたのがリーダーのブライアン・ウィルソンです。
ビートルズの「ラバーソウル」に触発された「ペット・サウンズ」その後の未完に終わった「スマイル」を経て、ブライアンは狂気の沙汰の突入していきます。


美しい芸術の高みへと到達するために失ったものの大きさ、そんな思いが頭の中によぎりました。その後の復活への道も描かれ、この映画を見た後に2012年のリユニオン来日公演がより感動的なこととして思い出されました。



自分は、「スマイル」未完成曲をなんとか完成させた「スマイリー・スマイル」や力の抜けた「フレンズ」が好きです。



「スマイリー・スマイル」はドライな触感でさながら真夏のエアコンの良くかかった部屋。ブレイクが多く、曲の構造がはっきりしない構成は、いつの間にか寝に落ちてしまう
究極のお昼寝アルバムとして活用。


「フレンズ」は、夕涼みの冷気。闇の中で人知れず寄せては返す波を思い起こします。
夏の終わりの夜に聞きたいアルバムです。



でも、今年の夏は異常に暑くて夕涼みもままならないですね。

8.06.2015

夏季休暇のお知らせ/ 翡翠色の生き物

暑中お見舞い申し上げます。

また、平素は格別なるご高配を賜り厚く御礼申しあげます。

さて、誠に勝手ながら弊社では8月12日(水)~ 8月16日(日)までを夏期休業とさせていただきます。

様にはご不便をおかけしますが、なにとぞご了承の程よろしくお願い申し上げます。

雨が降らず、厳しい暑さがつづいておりますが、
みなさまくれぐれもお体ご自愛ください。



今日のおまけ
道路の真ん中で息絶えていたオオミズアオ。
翡翠色のとてもきれいな・・・




蛾です。
蛾というと、蝶と比べてひるんでしまいますが美しさに変わりはないはず。はず!と先入観をぬぐいたい。


幼虫の姿も特徴的でした。先日Fさんの花壇で見かけた時、あまりにもグロテスクな姿に「なんだ、これ?!」と騒然となり後日Fさんが調べて正体を教えてくれました。


自然界では見かけない蛍光色を発し、赤い口に黒い棘とカラフルでありながら、スターフルーツのような立体的な角があり、水分を含んだプニプニとした感触をもつ異彩を放った容姿です。


写真を小さくぼかしてみましたが、虫が苦手な方にはごめんなさい!


そのほかに、絶滅危惧種でもあったり、成虫になると口が退化し物が食べられなくなるため幼虫時に蓄えた栄養だけで生を全うするという、なんとも刹那的な生き様であり
神秘的な存在であります。



大きくするとこんな形状です。


紙で再現してみました。ビローン〜

8.01.2015

ピンクのノウゼンカズラ

住宅街にてピンクのノウゼンカズラが咲いていました。

夏に壁面に咲くピンクの花として、ブーゲンビリアを思い浮かべます。
白い漆喰の壁面にこぼれるように咲かせていた、南米の住宅街の風景や沖縄のプールサイドを思い出します。

ブーゲンビリアは耐寒性がないため関東地方では地植えには向きません。このピンクのノウゼンカズラ(Pondorea ricasollana)も街で見かける主流のオレンジ色のノウゼンカズラ(Campsis grandiflora)と比べて耐寒性がないとありますので地植え不向きとあります。
同じノウゼンカズラでも前者は南アフリカ原産の常緑、後者は中国原産の落葉で種類が異っています。

ですが、こうして東京で育っているのを見かけると…育てたくなってしまいます。





幹を見てみると結構ゴツかったので相当年数が経っていそうでした。育てるとしたら日向の広いスペースを要しますね。


今日のおまけ
閉店していたお店が台湾かき氷屋さんに変わっていました。こちらで350円!
おいしかった〜。

この夏、通いますとも!!!