4.30.2015

父からのおさがり


父からもらったオイルド生地の帽子が庭作業で汚れてしまったのでオイルの塗り替え。
一度お湯と洗剤でオイルを落としてから、バブアーの専用オイルを湯煎して液体に戻し、
ドライヤーで暖めながらオイルを塗りました。

帽子の防水機能がまた蘇ってきて、さらに味が出て行く様子が愛おしいです。


4.27.2015

屋上庭園 6年目の春に

Kさんの屋上庭園は6年目の春を迎えました。
一年はせわしなく過ぎていくのに
かれこれ6年経つのか(経ってしまったのか!)と我に返り
ボーゼンとしてしまいました。
6年という数字は、まだまだと若いと勝手に思っていた親の実年齢を
数字で聞いてショックを受けたのと同じくらいの衝撃度でありまして・・・

それでこの数日いろんなことを思い返してみて、
このお庭のあるべき姿ってなんだったんだろうって繰り返し考えていました。




一年のなかでも、暑い日も寒い日もあり、乾期も雨期もあって

その時々に見てもらいたい花があったりで、
次第に植物は増えていく。
また、害虫にやられたり、なにより真夏の暑さと照り返しでダメになる植物もある。

その繰り返しで庭が育っていく。

自分はこの庭の主ではないから日々の手入れはできないけれども
いつも保っていたい状態、姿、想いってなんだったけ?

ただの維持、きれいする、状態を保つではなくて。
だって、それなら他の誰かができることだし。





オオデマリにはカナブンが天敵
毎年Kさんの悲鳴があがります〜。
オオデマリなどのガマズミの種類は
虫がつきやすく、なんでも虫にとっては地中の根もおいしいらしいので
地中にいる卵や幼虫から駆除しないと!


そうこう考えてみて、そうだ!そうだった!とわかったのは、

この主のKさんが屋上に上がる階段を上って扉を開けたら

クラクラするほどの景色を見せてあげるんだ!っていう一方的な想いでした。

早朝の、まだ街や人が起きていない時間帯に

ごちゃごちゃ混ぜない色合いの白とブルー、少しのピンクの世界
緑に覆われているその静かな場所には
植物とKさん(あと愛犬ツルコも一緒)だけの声に出さない会話がある、


そんな妄想をして、このお庭ステキにしたいって思ったんだった。

なので、今年は原点回帰といいますが、最初にイメージした庭の姿に徐々に
修正していこうと
再びやる気に満ちました。

そうだ、ただ忙しさにかまけてたらいけないのだ。



オオデマリの株元にはヘレボルス
花壇の縁取りに植えたワイヤープランツは
貴重な地植えスペースを奪ってしまうから次回抜く!

4.16.2015

ロドレイア

常緑の花木って、葉の質感がいまいちなのか、ちょっと古くさいイメージにみえるのか、樹形が他の植物と合わせにくいのか、または提案の情熱が足りないのかでなかなか受け入れてもらえないけれども花が抜群にかわいいもの多い(と思う)。ツバキやシャクナゲもそう。

ロドレイアの花はお姫様ドレスのよう。
悶えてしまう可愛さであります。
ちょうどいまの時期咲いています。

4.15.2015

雪の中の地鎮祭



季節外れの小雪がチラつく中、テントの中で無事地鎮祭が完了しました。



土地の氏神様にお供え物をして
完成予想の模型をお祓いをしてもらい
工事の無事を祈って、いよいよ工事が始まります。


4.11.2015

タケノコ

お庭のメンテナンスに通うMさんの家で今年もタケノコがでてきました。
裏山の竹林に分け入って、ニョキニョキと顔を出しているタケノコをみつけて
スコップで掘りだしました。ちょっと大きいのは欲張りすぎたかな。
しばらくは食卓にタケノコ料理が並びそうです。





4.03.2015

春のうららか

新年度が始まり清々しい気分です。
一昨日、開発許可関係の手続きで埼玉県へ。
市役所では課長さんが辞令を読み上げ、移動してきた職員さんが挨拶していました。

それから現場へ向かう道すがら桜が満開になっていました。この川は普段はなんてこと無い用水路(昔はドブ川とか言われていたことを思い出す)ですが、この時ばかりは近所の人が繰り出して花見をするようです。

桜は満開になると樹全体が花の塊となって周りの風景を変える力がありますね。
そんなふうに思ってもあっという間に葉桜になりそう!



一方で、今日お会いしたご婦人はこぼれ種をポット苗に移して冬の間にたくさん育てて、そこからご自身が見たい風景をつくっていました。満開の桜に匹敵するくらいの見ごたえがありそうです!
軽やかに微笑んで「なんてことはないの」なんておっしゃっていましたが、簡単なはずはありません。なんてカッコいいんでしょう。




4.02.2015

黄金ユキヤナギ

黄金ユキヤナギ、
キラキラに輝くライムグリーンの葉と



のびやかに波打つ枝が春の風にそよいでいて、見ているこっちの気が浮き立ってくる。
ああ春だなあって。


桜同様に一時のうつくしさが庭のいたるところに溢れていて


今日のような天気のよい日には


虫と同じ目線で1日中地べたを這いつくばれたら最高だろうな〜