3.30.2016

畑のある庭 その2

Sさんの畑のあるお庭へ、完成してから1ヶ月が経ち様子を見にうかがいました。


眺め最高のテラスにて。

畑には畝ができて、なかにはジャガイモが植わっていて畑らしい姿になっていました。最初の土の山を見ていたので形になって人の手が加わり植物が入るとうれしいものです。他の野菜も育っています。これから生長していく風景や時間、収穫の様子を想像したら、なんだか自分までもワクワクして楽しい気分になります。



建物まわりもぐるっと植物が入ったことにより、生活感が増したそうです。


とはいえ2月末の雪がちらついていた時期に植えたので一度は寒さに耐えた植物ですが、根付いているかどうかまだわからないものもあります。枝が膨れてきたのはまずはひと安心ですが、ほかのもの、はやく芽吹いてこないかな。




【今日のおまけ】
桜が咲いてきましたね。桜には青空が似合います。満開の時期にはどうかよいお天気に恵まれますように。ちなみにこちらは今週末が見頃のようです。花よりも人出がすごそうですね。私たちは日常の散歩圏内の桜を満喫できればそれで充分といいますか、古い住宅街に住んでいるせいか、上を向いて歩いていると住宅の間から桜の樹がいたるところで見られます。昔は広々と枝を広げて咲いていただろう桜の樹、今はぶつ切りにされて不恰好なものばかり。花はきれいだけどその姿が痛々しく思うことも。一方で、桜の樹は寿命があることから植え替えが進んでいる街路樹もあります。新しく植えられた細い幹の桜を見かけるとポンポンと触って「これから頑張ってね」とエールを送っています。立派な幹になるころには自分は何歳になっているのか、もうこの世にはいないかも、なんて、思ったりします。

3.12.2016

マンションのリフォーム

マンションのリフォーム計画です。

お施主様のいくつかのご要望をあーでもないこうでもないと、パズルのピースを組み合わせるようにスタディーを繰り返し行っています。
複数の案を描いてみては並べてみてこっちの案とあっちの案のいい部分を組み合わせて、などと悩んでいると、うちの猫ちゃん(トゥッちゃん)が登場し選んであげるとばかりに邪魔しにきました。







続いて、模型で空間の検討を行っていると、今度は別の猫(リモン)がいつものお腹撫でてポーズで登場。



しかたなく休憩です。



3.07.2016

猫と遊ぶ庭

花と緑の業界園芸専門誌、グリーン情報さんが発行する「ガーデンセンター」、
今月号の特集は、「庭で遊ぶ、庭を遊ぶ」です。


【ガーデンセンター2016年3月号】
 特集:庭で遊ぶ 庭を遊ぶ
・「遊び」のある庭へ ・はらっぱギャング ・ガーデンキャンプ
・たとえば庭に“海”がつくれたら?
  ほか、有益記事満載  
 

http://www.green-joho.jp/


どの分野でも業界誌というのはマニアックで、先読みのトレンドや斬新な新製品など重箱の隅っこをつつくような情報が満載です。
展示会に行ってもつくづく感じることですが、売り手、作り手の細やかなアイディアや目のつけ所にはっとすることもありますが、実際にそれをピンポイントで欲している消費者まで届けるためには、価格の壁だったり、生産・供給の面だったり、商品化の道のりは簡単なものではありません。

それは、ある人にとっては無上の喜びであることが、ある人にとっては取るに取らないことだったり価値観は50人いれば50通り。例えば、生涯じぶんの友だちであるといえるような運命の一冊の本に出会うために、たくさんの本を手にとって読んでいくしかないように、選ぶほうもあらゆる情報のなかから自ら手にとって選んでいくしかありません。

情報過多な世の中、選ぶほうも大変ですよね。


さて今回、私も提案させていただきました遊ぶ庭は「猫のための猫が遊ぶ庭」として、きわめて日常茶飯事な視点から出てきたテーマです。
猫との生活、植物と庭の空間、普段考えていることを取り上げてみました。
とはいえ、室内飼いが一般的である猫と外空間の庭、どう繋げたらよいでしょう、という前提条件がありました。

猫と庭だって?

ボクも室内育ちだよ

それでも、ある人にとっては価値をなさないことでも、ある人にとってはピンとくる。だからこそこうした業界誌の細やかな情報の価値があるのでしょう。

実際、庭づくりのご相談では外猫のトラブルでお困りの方もいるし、比べることではないけれども猫よりも犬を飼っている方が多かったりしますが、猫との日々を綴っている方々のSNSインスタグラムなどを見ていると、「こんなにも猫を愛してやまない人たちがいる」といるかと思うと、自分だけじゃないのよね、とちょっと安心したり、あまりの溺愛ぶりにあったかい気持ちになったりしています。




我が猫の様子から、猫が遊ぶ庭のなかにグラス植物(イネ科を中心とした草類の植物)を取り上げました。ちなみにイネ科の植物のなかにもアレルギーがあるものもありますので、種類によっては飼い主さんも猫ちゃんもご留意ください。




グラス植物といえば、

先日美容院で手に取ったファッション誌のエルメスの広告は、
グラス植物の柔らかさと懐かしさ、野性的な雰囲気と普遍的な美しさが広がっていました。




懐かしさを感じるのはグラスならでは

植物も庭もその場の空気感や息づかいが伝わらないと魅力は半減するのだと、
この広告写真をみてしみじみ思いますね。




  • by HERMÈS Creative Direction:Veronique NICHANIAN Photographer : Yoshihiko UEDA


大地を駆けるライオンのように、こうした場所でグラスの間から猫たちが顔を出しながら追いかけっこする、

もしそんな庭ができたら、猫たちにとっては理想的?

かどうかは猫に聞いてみないとわかりません。

でも、そんな風景ができたらきっとみてみたい!


いいや、敵のいないあったかいところで
ぬくぬくが一番だよ



3.05.2016

春を告げる花

玄関先に並ぶピンク色のサクラソウ、プリムラ・マラコイデスが咲いているのをみて、「春が来たんだな」とおもわずひとりごとが飛び出す。

なんてことない昔なじみの花から
子どものころの記憶がこぼれでてくる。

こちらは先日お店用に植えこんだもの


花色ミックスのかわいこちゃん

こちらこそ馴染みのサクラソウ
日本の春の街並み景色

どの街でも小学生の通学路でみた景色とかわらない

昭和的で懐かしく、うれしくなる


種からそだてるからか、どのお家もあるだけのプランターを総動員して、もりだくさん、あふれんばかりに咲かせています。


私の祖母が植えていたのも毎年こんなかんじでした。

そしてまた、
震災からもうすぐ5年が経ちます。

あの日から一瞬にして変わったこと、
この空気感、よどんだ空の下で見たこの花も、ただの懐かしい思い出だけではなくなってしまいました。

そして今年の春は、

プーさんやうさこちゃん、ピーターラビットおなじみの児童文学者である石井桃子さん
の本のなかに

「どうしたら平和のほうへ向かってゆけるだろう、と、
人間がしているいのちがけの仕事が、「文化」なのだと思います」


という言葉に出会いました。


ただいま苦戦中の女子サッカー、なでしこジャパンの選手の姿とこの言葉が自然と重なります。10日間で5試合、一日おきで全力で戦っているなんて、
心身ともにヘトヘトだろう、
悔しいだろうな、つらいだろうな、
切なくなりながら試合を見てます。

スポーツだから当人たちの評価は結果がすべてであろうけど、
見ている人からみたらそれだけじゃないです。

あと2戦、応援しています。
がんばれ〜!



ボクも応援してるよ!!

3.02.2016

畑のある庭 その1

一昨年とある仕事を通じてまるで人生の先輩のような方にお会いして
そのご縁でお庭を作らせていただく機会をいただきました。

お施主さんが設計したご自宅は見晴らしいのよい高台にあり、
富士山を眺めることができます。

広々とした居間から続いて外空間のデッキ、アウトドアリビングが広がっています。
ここで過ごしたらとっても気持ちよさそう!




 一番したいことは畑。野良仕事、だそう。
でもまだまだご多忙な日々。

何年先を見据えながらしたいことを準備していく。
いいな、大人の計画性と実行力!




で、畑を中心としたお庭をつくることになりました。

3.01.2016

新潟の「洋らん展とおとぎの国」

今日から3月。
冷たい雨風と暖かい日差しを繰り返しながら春を感じるようになってきました。
それでも、今日は寒かったー。
これから寒さ対策の重ね着が一枚ずつ減っていくのが楽しみです。

2月は、今年も仲間と一緒に企画した新潟の遊園地サントピアワールドの冬のイベントに行きました。
(くわしくはこちらに書きました。)

テーマ展示である「お菓子の国」の世界を作ったのは、ミニチュアスモールガーデンの
Piece of Mindさんです!

絵本で見るような空想上の世界が、立体となって現実にできちゃった!

じっとみていたらこの世界観に引き込まれていって、不思議の国のアリスのようになにかの拍子で5cmくらいの小さな体になって、この世界の住人になって多肉植物でできたタペストリーガーデンの脇を歩いてみたい!と…
こんな薄汚れた大人でも想像力が広がっていきました。

(これを言葉にしたら変な人だと思われますのでだまって見てましたが、同感してくる大人も多いはず!)




同時開催で行われた寄せ植え&ハンギングバスケットのコンテストの作品もそうですが、人が作ったものには、作品ごとにひとつのストーリーや時間軸、手間がぎゅっと詰まっています。

そうしたら気づいたことがありまして、
最近じっくりものを見てないなーと省みました。
ちゃんと見る習慣が薄れてるし、流れるように情報を求めて上澄みだけをすくってるかんじ。

最近本を読んでいてもぜんぜん集中力がありません。


1日中草むらに寝そべって虫を見つめていた画家のように、スマホなんか見ないで、もっと目の前のものをじっくりみつめたい、と思った新潟の出来事でした。



とはいえ、家のネコとインコは毎日いくらみてても見飽きないんですね。
とくに寝る時間を惜しんでもネコちゃんは見ていたい😍

あ、これは病ですね。