園芸は家に居ながら楽しめる趣味のひとつです。どこかにわざわざ出かけなくても見にいかなくても変化があって時の経過を楽しめる。けっこうな運動量になることもあれば(特にそれが辛くもあり…)、心のやすらぎを得ることがある。
そんなこんなでありますが、Fさん宅に植栽が入りました。
Fさん一家はこれからご家族みんなで植物を育てることを楽しんでくれるような雰囲気でした。
コンクリート壁の硬質な外観も
植物が入ってやわらかい印象に変わりました。植えたばかりですのでまだ植物の動きはありませんが、梅雨の間に定着してこれから育つぞという状況になれば少しづつ動きがでてきて馴染んできます。
種類は育てやすいもの、管理のしやすいもの(ローメンテナンス)、そして街を歩く人が目にとめてちょっといい気分になるような、派手さはないけれども落ち着いていて上品な雰囲気でまとめました。多年草と宿根草で、冬も寂しくないならないように常緑種が多めです。
Fさんご自身がこれから植物を育ててみたいというご希望をお持ちでしたので、最初から計画的に建物・駐車場周りも植栽スペースをとっていただいていました。植栽の位置をあらかじめ決めていたことで、砕石を入れずに初めから黒土を投入。よって土の入れ替えもなく作業がスムーズに進みました。
植物にとって『嫁ぎ先がFさん一家でよかったねー!』と言いたくなるような、親心のような心境であります。これからいろいろと変化がでてくると思いますが、どうか飽きない程度で力み過ぎずに楽しんでいただけたらと願います。
私も長い目で経過を見守りたいと思います。