暑かったり寒かったり、それでもってまた台風がきたりと昨今の秋はせわしなく、または秋自体がなくなってしまったかのように思います。そんなふうに感じても、夜には虫が鳴く音に耳をたて、街のキンモクセイの香りがして立ち止まってみたりして能動的に秋を感じようとしているのか。まあ、そんな無理しなくとも味覚の秋は楽しみがいっぱい。
パープルのサルビア・レウカンサにオレンジ色のキンモクセイ。
Salvia leucantha
ぼんやりと思い出したのは一箱10円で4個入りのオレンジ味とグレープ味のガム。
どっちを食べようか迷っていた子どもの頃の記憶。まさにこんな色だった。
キンモクセイの花が背景にあるとこのサルビアが引き立ってとってもきれい。
記憶のフックがこの花のよさを教えてくれました。